洛陽の巻・第六回:袁本初、偽りて百叩きの刑を受けること

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 明命を連れて城内を探すと、予想していた通り、祭はとある四阿で酒杯を傾けていた。
 その視線の先には、得意の得物をふるい、鍛錬を行う華雄の姿がある。
 ここは渡り廊下で囲まれた比較的小さな空間だが、幹部勢が暇なときに鍛練していることも多い場所だった。武将には兵に見せねばならない顔もあれば、あえて兵からは隠さねばならない部分もあるという話を、華琳から聞いた覚えがある。
「おや、旦那様に明命。これはまた珍しい取り合わせじゃ」
 近づく気配に気づいたのか、こちらを向く祭。目隠しの向こうで、彼女の目が笑った気がした。
「はい、一刀様に案内していただいています!」
「冥琳に頼まれてね」
 言葉を切り、金剛爆斧をふるう華雄を眺める。大ぶりな戦斧が空気を切り裂く音は鈍いものとなるはずなのに、華雄がふるうと、びしっとまるで空間が割れたかのような音を鳴らす。
「旦那様、なにか華雄に御用ですかな?」
「いや、祭に用事があったんだ」
 俺が言うと、祭は酒杯を置いて、こちらへ体を向ける。
「真桜の工房にきてくれないかな」
「わかり申した」
 即答だ。祭の俺への信頼は本当にありがたい。
 ちらとこちらを見る気配があったので、華雄に向けて手を振ってから、俺たちは連れ立って真桜の工房を目指すこととなった。
 その道中、不意に祭が思い出したように言った。
「ところで、旦那様、華雄を抱きましたな?」
「ぶはっ」
「はぅうっ」
 吹き出す俺の横で、一拍遅れて明命が真っ赤になり棒立ちになるのが見える。
「まあ、その、否定はしないけど」
 また、はうっと息をのむ声が聞こえる。うう、なんだかとても恥ずかしいぞ。
「そのあたりは、女子(おなご)というものは、わかるものでしてな。いいや、責めておるのではありませぬ。男ならばそれくらいの甲斐性はほしいもの。あっはっは」
 なんでわかったのだろう、という俺の疑問に応えるように、祭は愉しげに言う。だが、その笑みが引っ込み、真剣な表情がその顔に宿る。
「じゃが、それだけというわけでもありませんでな。あやつがおそろしいくらい強うなっておりますもので」
「強く?」
「はい、聞くところによると、華雄は霞殿に負けて捕らえられたとか。いまの霞殿もすさまじく強い。それに負けたことが糧となったか、旦那様に抱かれたことで何事かふっきれたのか……。あれは短い間に、無双というにふさわしい強さを手に入れておりますの」
 そうか、と俺は素直に嬉しく思う。
 華雄ほどまっすぐ自分の武にひたはしる人が、その努力に応じて強くなれるのは喜ばしいことだ。
 顎に手をやり、感慨深げに祭はうなった。
「いま戦わば、おそらく儂でも勝てるかどうか」
「それほどなんだ」
「とはいえ、儂には年の功というものがありますから、捌くことに徹して手の内を暴けばなんとかなるやもしれませぬ。……いやはや、このようにまじめに考えねばならぬとは」
 やれやれと首を振る祭。その様を、赤くなった顔をようやくおさめた明命がじっと見つめていた。
「なんじゃ、明命。やつとやりたいか」
「いえ……他国のわたしにその力を見せては下さらないでしょうから」
「ふん、あやつがそのようなことを気にするものか。興味があるなら、どうじゃ。まるで違う方向性のお主となら、あやつのためにもなろう」
 二対の視線が俺に向かう。許可を求めようとするその視線に少々戸惑いを感じながら、俺は
「華雄が受けるなら、俺は止めないよ」
 と応えていた。
 ただ、怪我するようなのはいけない、と付け足すのを忘れない。
「不具にならぬ程度ならよろしかろう」
 そういうことになった。

 工房では真桜が一心不乱になにかの金属板を叩いていた。
「あー、たいちょ、ちょっと待っとってなー」
 真桜もまた、俺のことを隊長と呼び続けている。もうずっとなおらないのではなかろうか。慕ってくれるのは素直に嬉しいけれど。
「んー、こんなもんか」
 彼女は、赤くたぎっている板を、目を細めて観察していたが、槌をもう一度当ててから小さく肩をすくめた。
「あかんわ。失敗やな」
 工具を片付けた後で、分厚い耐火用の手袋を脱ぎ捨てつつ、こちらにやってくる。
「やー、あいかわらず奇麗どころ連れて、さすがたいちょ」
 からかうように言って汗をぬぐう真桜。全く変わらないなあ。
「で、頼まれてた祭はんのための工夫、まずはこれやけど、どやろ?」
 真桜がごそごそと作業着の中から袋を取り出す。それを受け取って中身を出すと、俺が注文していたサングラスが出て来た。
 既存の丸眼鏡に遮光レンズをとりつけただけだが、よくできている。俺はそれを光にかざしてみた。
 うん、充分遮光されるようだ。
「どうかな、祭」
 祭に手渡すと、少々戸惑っていたようだが、目隠しを外し、それをかけてくれた。何度か顔を動かして、フィットを調節するのがなんだかおかしい。冥琳たちと違って眼鏡自体かけ慣れてないだろうからな。
「ほう……」
「わあ、祭さま似合ってます」
「うん、女ボスって感じだ」
 つい口を滑らせた俺に、不思議そうな視線が突き刺さる。
「ぼす?」
「ああ、いや……」
「旦那様の天の国のお言葉はようわからぬな。じゃが、たしかにこれは楽じゃ」
「光を遮る具合はどれくらいがええんかわからなかったから、こっちで勝手に決めてもうたけど、しばらく使ってみて、調節するのがええやろ」
「なんともはや……感謝いたしまずぞ、旦那様、真桜殿」
 礼をする祭に、真桜はにやにやとするばかりだ。
「いやいや、それくらいでそんな感謝したらあかんで。真打ちはこれからやからなー」
 がたごとと布のかかった台を皆の前に移動させる真桜。ふっふっふー、と愉しそうな含み笑いを漏らすのに、一層期待感が高まる。
「じゃじゃーん、遮光調節機能つき鬼兜『きめんくん』やー」
 ぱっとかぶせてあった布をとりのぞくと、そこには朱塗りの鬼面があった。
 頭頂部から鼻の部分までを覆うであろう面は怒れる鬼の半顔を写し取って見るものに畏怖を抱かせるほどだ。大きく切り開かれた瞳は暗く沈み、額から生える二本の角は鈍く光る鋼でできている。鋭く尖っていて武器として使えそうなくらいだ。
「おおー」
 明命の口から感嘆の声が漏れる。
「この目の部分になー、偏光板がはいっとって、組み合わせで遮光具合を調節できんねん。どやろか、結構自信作なんやけど」
「すごいじゃないか、予想以上だな」
 戦闘で使うこともあるだろうと、壊れにくいものもつくっておいてほしいと頼んでおいたのは他ならぬ俺だが、ここまでのものをつくっているとは。
 そういや、祭の頭のサイズを聞かれたんだったな。
 どうだいと尋ねようとして振り向くと、祭の顔がこわいくらいになっていた。じっと鋭く鬼面を観察している。
「これは……」
 呟いて、祭の指が兜に触れる。表面を走り、念入りに額と角を確認していた。
「かぶってみてもよろしいかな、真桜殿」
「もっちろんやで。ほら、この後ろの紐で固定できんねん。そいで、偏光板はこのつまみをまわすと……。な、具合が変わるやろ」
 真桜は祭が装着するのを手伝いながら、機能を説明する。その間も祭は真剣な顔で彼女の説明に聞き入っていた。
 鬼面を装着した祭は、顔の下半分が出ているとはいえ表情が読めなくなり、迫力がいや増す。
「少々外に出てもよろしいか?」
「ああ、もちろんや。武具は使ってみんとな」
 俺たちはぞろぞろと真桜の工房を出る。陽光の下で見る鬼の面はまた違う力強さがある。祭は偏光板の調節をして、その場で振り返ったり、体を大きく動かしたりしてから、うん、と一つ大きく頷いた。
「すばらしい!」
 祭の一声に、ほっと息をはく。真桜も同じ気持ちだったのか、
「よかったわー。ほっとしたわ」
 と笑みをもらした。
「もちろん、視界が制限される部分はありますが、これはすばらしい。戦場で眼鏡では、ずれ落ちることを心配してしまいますが、これならばなんの心配もいりませぬからな。押し出しも強うなりますし、よいものをつくっていただいたものじゃ」
 そう言うと、彼女は俺たちに向かって深々と頭を下げた。
「旦那様、真桜殿、篤く御礼申し上げる」
「気に入ってくれてなによりだよ」
「せやせや。使ってくれるのがなによりや」
「祭さま、かっこいいです!」
 明命の言葉に、そうじゃろうそうじゃろうと呵々大笑する祭につられ、俺たちはみんなでおおいに笑っていた。

「ん? 仕合うと? うん、やろう」
 鬼の面を気に入ったのか、つけたままの祭たちと共に元の場所に戻り、華雄に提案するとあっさりのってきた。簡単すぎる気もするが、性分だろうからしょうがない。
 怪我しないでいてくれるといいな。
「場所はここでいいのか?」
「はい」
 手甲、脚甲と額あてと防具をつけながら、明命が言葉短かに応える。
「見物は四阿からは出るなよ。怪我をさせたくはないからな」
「了解」
 俺と祭が四阿に入ると、二人は相対した。
 金剛爆斧をふりあげた華雄に対して、明命は柄に手をやった状態で、とんとん、と軽く左右に跳ねはじめている。
「あれ?」
「どうなされましたかな」
 祭が俺に尋ねる間にも、明命の動きは大きくなり、ついに華雄の周囲をぽーんぽーんと跳ねながらまわりはじめる。
「いや、明命ってアサシンタイプだとばかり思っていたから……」
「あさしんたいぷ?」
「あ、ごめん。ええと、一撃必殺を旨とするような戦い方をすると思っていたから、ああして動き始めたのが意外だったんだ。もっと、機をうかがうっていえばいいのかな。後から攻めるほうだと」
 華雄は動かない。明命の動きを目で追うでもなく、泰然と金剛爆斧を構えるのみだ。一方で、明命が華雄の周囲を巡る動きはどんどんはやくなっていく。
「ほう、さすがですな。たしかに、明命は姿を晒すことなく相手を倒すことに長けておる。そして、明命が真に相手を倒すことを望むなら、真っ向から勝負など挑みはしませぬ。なれどこれは手合わせ。お互いの力比べじゃ」
「なるほど」
「動かずに倒せるほどたやすい相手ではないと判断したこともありましょう。隙がなければつくらねばなりませぬ。相手の虚をつける時を自らつくるわけですな。ほら、旦那様、しっかり見ておきなされ」
 言われて明命の動きに集中する。しかし、彼女の動きを追っているはずなのに、時折明命の姿を見失う。たしかに華雄の周囲をめぐっているはずの少女がどこにいるかわからなくなるのだ。
 戸惑いながら見つけると、ちゃんと華雄のまわりにいるというのに……。
「人は、常に予測をいたします。目の動き、なにかをする時の予備動作、筋肉の蠢き、それまでの移動速度、そして、儂らなら、氣の動き。それらを元に無意識ながら相手の次の動きを予測します。心ではのうて、体がそれをする。自ら望まずとも、それにひっぱられてしまうのじゃ」
 明命はそれを巧妙に外すことができるということだろうか。俺は思い立って、彼女の脚の動きだけに集中することにした。それでも何度か見失うが、無理矢理広い視野を保ってみてみるとようやくわかった。
 明命はリズムよく大地を蹴っているように見えるが、微妙にリズムがずれているのだ。降り立つのが早くなり、遅くなり、反転する。そこに規則性はない。
 だが、規則性があるように誤解するよう、誤解する。
 そう誘導している。どうやってそんなことをしているかはわからないけれど、そう感じる。
 これに上半身の動きや、視線の動きなどをあわせれば、そこにいるはずなのにいないと認識させることも可能なのかもしれない。見ている方は、自分が予測している位置にいると思って見てしまうので、明命の存在は精神的な死角に入ってしまうのだろう。
「ふむ、華雄もよく防いでおる」
 え? と顔をあげてみると、華雄の構えが変わっていた。
 攻撃があったのだろうか。俺には風きる音すら聞こえなかったが……。
 もはや、二人を見ていようとすると、明命の姿はぶれて焦点が定まらない。いったいどんな動きをしているのか、そこに確かにいるはずなのに、残像のようにしか思えない。
「くっ」
 無駄だと知っていながら、目をこする。
「旦那様も、意識してはおらぬが氣を感じてしまっておるようですな。無理に見ようとなさるな」
 少々硬い声で祭が注意してくれる。彼女の言う通り、目で追うのはあきらめた方がよさそうだ。そのかわり、俺は華雄の動きに意識を移す。
 華雄は始まって以来、まだ一歩も動いていない。ただ、構えが時折変わっており、明命の攻撃をしのいでいるのだろうと想像できるのみだ。
いや、いま、一瞬なにか影のようなものが走った。あれは、魂切の斬撃なのか?
「華雄め、攻撃される機を狙っておるわけではなかろうな」
「それじゃ、だめなの?」
 あの明命を捕まえるタイミングはそれくらいしかないようにも思うが……。もちろん、かなり危険だろうけど。
 闇雲にふるったって当たるわけもなく、向かっていけば、明命の心理誘導にひっかかりかねないのだから。
「華雄は動、明命は静。それぞれの資質というものがありまする。たとえ、いま明命が動き回っていようと、あやつはその動きの中に忍び入りまする。華雄が己の資質を殺して同じ静にまわるなら、負けましょう」
 祭の言うことが全部わかったわけではないが、華雄にとって望ましい展開にならないことはわかる。
 だが、俺たちの心配をよそに、華雄は晴れ晴れとした顔で声をあげた。
「ははっ。おもしろい、おもしろいな」
 本当に愉しそうに、華雄は笑みを浮かべている。獰猛なその笑みを見て、俺なんとなく安心する。
 もし負けようがどうしようが、今の華雄は折れない。
 そう思える笑顔だった。
 腰を落とし、ぎりぎりと絞り上げるように体をねじり、金剛爆斧を高く掲げる。
「世には強い相手がいくらでもいるものだ。だが。私の方が強い」
「では、証明して見てください」
 その声は、どこから聞こえてくるか判然としなかった。明命が発しているのは間違いないのに、遥か遠くから響いてくるかのような。
「挑発にのるとは、やはりまだ若い」
 祭が苦々しげに呟く。
 その瞬間、華雄の体がばねのようにはじけ、空間に螺旋が描かれた。そのまま巨大な戦斧が大地を薙ぐ。大きく砂と土埃が舞い上がり、華雄の姿を隠した。
「愚かです」
 明命のその宣告は、舞い上がった砂塵によって自らの居所を探ろうとした華雄の行動を役に立たないことだと決めつけていた。彼女がそう言う以上、それは事実なのだろう。
 おそらく、俺には見えない華雄の体は腕が伸びきり、ともすればすっぽ抜けかねないほどの斧の勢いを殺すので精一杯のはずだ。明命が、その無防備となった華雄を見逃すはずもない。
「お前がな」
 その声は、誰もが予想だにしないところ──頭上から聞こえた。
「あの……動きから……」
 必殺の勢いで刀を突き出していた明命の顔が呆然と上を向き、次いで苦痛に歪みきった。
 その肩には金剛爆斧が打ち込まれている。さすがに斧の刃をあててはいないが、斧の重さと華雄の力、それに落下の勢いが加わった一撃は明命の小さな体を大地に叩きつけるに充分だった。
「ぐはっ」
 刀をとりおとし、地面に転がる明命。痛みのためか、肩を押さえてごろごろと転げ回る。
「勝負あったな」
 駆けつける祭の声を聞いてようやく戦闘の興奮から醒めたのか、なおも金剛爆斧を明命に向けていた華雄は荒い息をつきながらその武器を収める。
「大事ないか」
 金剛爆斧を地面に突き刺し、明命に近づいていいものか思案するように顎に手をあてる華雄。明命の方は祭が抱き上げているが、小さく苦鳴を漏らしている。
 骨が折れたりしてないといいけど……。
「脱臼しておるな。明命、少し我慢せいよ」
 言うと、祭は明命の肩に手をやり、ぐっ、と突き入れるようにした。
「……っ」
 懸命に押し殺した悲鳴が彼女の口から漏れ出た時、その足音は聞こえてきた。

「なにをしているのだ!」
 取り乱すというほどでもないが、それでも大きな足音を立てて近づいてきたのは、呉の正使、周公瑾その人であった。
「冥琳さま、これは……」
「私と仕合って肩が外れただけだ、心配するな」
 華雄の言を聞き、冥琳の眉がぐっと上がる。
「だけ? だけとはなんだ」
「ちょ、ちょっと冥琳。怪我をさせたのは謝るから」
 つかつかと華雄に近づいていく冥琳の前に俺は割って入った。
「北郷殿! 周泰は呉の副使。それをこのような……。正式に抗議させていただきます」
「公瑾さま、この試合はわたしが……」
「周泰、話はよい。来い」
 明命が口をはさもうとするのを許さず、彼女は祭の手から明命を抱き取ると、そのまま彼女と魂切を抱えて踵を返す。俺たちがなにか言う前に、その背は廊下の角を曲がって消えた。
「ぷっ、くくっ」
 唖然としている俺たちの横で、祭が唐突に吹き出した。仮面で顔が隠れているせいで、唐突さがより際立っている。
 ……それにしても、冥琳はこの仮面に一切触れてなかったけど、そんな余裕もないほど怒っていたのだろうか。
「冥琳め、気張りすぎじゃ。公私を区別しようと意識しすぎて、頭が固うなっておるわ。普段のあやつなら、この程度のことで騒ぎはしないものを。騒いだとて、損より得のほうが少ないですからの」
 言いながら、祭は俺の背中をばんばんと叩いた。息が押し出されて苦しい。
「いやあ、旦那様も手がお早いですなぁ。冥琳までとは!」
「な、なんで、そんな」
 華雄の件といい、祭の洞察は鋭すぎる。怖くなってしまうくらいだ。
「ふむ。いったい何人いるのやら」
 いや、華雄もまじめくさって考え込まなくていいから!
 そりゃまあ、複数の恋人を持っていることは否定できないけど。
「しかし……困ったなあ」
 冥琳の立場も理解できるし、華雄を責めるわけにもいかない。
 ともかく、明命の見舞いに行って様子を見るかな……。冥琳からの抗議次第では、華琳とも相談しないと。
 けれど、俺の心配をよそに、呉から正式な抗議が来ることはなかった。

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洛陽の巻・第六回:袁本初、偽りて百叩きの刑を受けること」への8件のフィードバック

  1. この回は当時、麗羽サマのデレにつながる話としては、今まで読んできた数多の恋姫SSの中でも一番しっくりくるイイ話だと思いました!また読んで再認識したくらいです!しかし読み返してみて、悪党殲滅作戦立案はもホントのところは、みんな一刀が殴られて怒ってたんやな~って、今更気づきました。

    •  麗羽さまは、ゲーム本編だと愛情についても性の方面に関しても、明確な自覚なく流された感になっちゃってますからね。
       そのあたり、一刀とのつながりをもっと強くしたいと、この作品では最初に強烈なものを与える展開にした記憶があります。
       しっくりくると思っていただけたなら成功ですね。

       後半に関しては、一刀が殴られたり怒鳴られたりして、それに対して色々思っているのだけど、直接は触れないというのが魏勢らしいかなあとw
       これが呉や蜀だとまた違った反応になると思いますから。

  2. どうも俺達は「鞭」と言われると、所謂ウィップを思い浮かべますけど、
    中国での本来の鞭は、一刀が解説しているように棍棒の子分みたいな奴なんですよね。
    ウィップとの区別を明確に付けるような場合、「硬鞭」と表現するそうですが。

    西洋では処罰用として、打撃を与えつつ致命傷にならない様にウィップが発達し、
    中国では、罪人など死のうと構わんと言わんばかりに硬鞭が使われた。
    鞭一つ取っても、どうしてこんな違いが生まれたのか、少々興味が湧きますね。

    •  東西での鞭の違いは面白いですよね。
       ビジュアルと音では西洋の鞭のほうが恐怖感はあおれたでしょうなあ。中原だと棍棒そのもので、恐怖と言うよりは荒々しさですからね。

       日本だと竹鞭なんでしょうが、役人が死なないように手加減するのに対して、私刑だとやっぱり打ち殺しがちだったようです。
       背中からのダメージはかなり強烈ですから、しばらくしてから死ぬとかもよくあったのでしょう。

       まあ、百叩きで本気で百叩いちゃう一刀さんも一刀さんだなと思いますがw

  3. ・・・それと、李典が黄蓋の為に遮光調節機能つき鬼兜『きめんくん』を作ってますが、
    中国では鬼(キ)は幽霊に相当するので、日本人がイメージする鬼(オニ)が理解出来るのか、
    ちょっと疑問に感じた訳ですが、そこの所はどうなんでしょうかね?

    あくまで舞台は外史であり、中国その物ではないので、日本のオニも理解出来るのか?
    或いは、一刀が日本のオニについて、理解が得られるまで細かく説明したのか?
    強いて言うならば、中国では夜叉や羅刹が、日本でのオニのイメージに近いらしいですが。

    重箱の隅つつきにはなってしまいますが、解説が欲しいと思ったのでコメしました。

    •  きめんくんに関してですが、おそらく一刀と真桜しか理解していないでしょう。
       真桜にしても、あまり理解はしていないかもしれません。
       ただ、魏軍では揃ってどくろの意匠を取り入れていますので、それらの意匠が威圧効果を持つことは理解していて、一刀が自分の世界の武装について話す時に「兜に角をつけたり装飾して……」というのを聞いて、類似品として取り込んでみたという感じではないでしょうか。
       このあたり、本来は描写すべきかもしれませんが、ゲーム中でも『サボる』などと普通に言ってしまう恋姫世界なので、一刀の影響ということで通るかなと省いた部分であります。

  4. …あ~、「サボる」ね、無印で関羽が使っていた気がしますね。
    個人的解釈としては、恋姫達は日本語と認識されている言葉なら理解可能と考えてます。
    小学生以上の日本人なら、まず「サボる」の意味は理解出来るでしょうし、
    国語辞書を引いてみたら、ちゃんと「サボる」が載っていたりしたんですね。

    よって、「サボる」は既に日本語であり、だから恋姫達も理解出来たと言うのが、俺の結論です。

    •  なるほど、そういう考えもありですね。
       日本語喋ってますからねぇw
       そのあたりはどこまで許容してどこが気になるかという個人差は大きいのかもしれませんなあ。

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