コラム・第一回:ごあいさつ

 サイトを訪れてくださる皆様、いつもお読みいただきありがとうございます。
 当サイトにおける玄朝秘史の連載に関しては、数回から十数回に一度、コラムと題して、本編の状況整理及び解説を行っていこうと思っております。
 基本的には本編のみでわかるように書いてはいるつもりですが、間が開いて読み返す時などに便利なように出来たらなと考えています。
 次回以降はキャラクターたちの掛け合いによる解説をメインとしていく予定ですが、今回は初回ということもありまして、作者本人が記していきます。

 なお、今回は本編にはほとんど関係しないまえがきやあとがきのようなものなので、興味のない方は読む必要のない部分かと思います。

はじまり

 改めまして、ご挨拶を。
 一壷酒です。
 このサイトのサブドメインはikkonosakeですが、ペンネーム自体の読みは『いっこしゅ』でも『いっこのさけ』でもお好きなようにお読みください。
 なお、これは二次創作の時のみのペンネームでして、普段は『安里優』という名前で活動しています。
 そちらの名義での活動にご興味がおありならば、ブログをご覧いただくか、オリジナル作品を投稿している小説家になろうのほうをご覧いただけるとありがたく思います。

 さて、この玄朝秘史という作品は、BBSPINKのエロゲネタ&業界板の恋姫スレに、2009年1月16日に予告を、1月18日に第一回(当サイトの部分)を投下したのがはじまりで、その後は恋姫シリーズ 外史まとめサイト様の専用UP板に投下するという形で続きました。

 この時点でも、そして、この後も真・恋姫†無双の二次創作はどんどん作られていきました。
 これは、Baseson自体がガイドラインを設けて二次創作を許可していることや、作中で外史という概念を提示し、ファンフィクションを正当化しやすかったことなども、後押しになっていたと思います。
 しかし、やはり根本的には、恋姫シリーズそのものが魅力ある作品だったからこそ、数々のファンフィクションが生まれていったのでしょう。

 私もその魅力に惹かれ、そして、もしこうであったなら……というifを妄想せずにはいられませんでした。
 魏ENDでの消失を見ては、戻ってきた一刀と曹魏勢のやりとりを想像し、さらには無印恋姫のように他勢力のヒロインもその輪の中になどと考えました。
 その結実が、この作品です。

 考えてみれば、真・恋姫†無双の発売が2008年12月26日ですから、投下開始は発売から20日程度になります。プレイし終えてから大まかな話を考えて、投下するまでの期間はもっと短かったはずです。
 そうして始めたものを数年かけて完結させることになることを思うと……。
 勢いって怖いなあとしみじみ思う一方、そうした勢いこそ大事だと思ったりもします。

タイトル変更

 当初、今作品は『いけいけぼくらの北郷帝』というタイトルでした。
 これは、恋姫†無双(いわゆる無印)において、『いけ!いけ!僕らの『恋姫†無双』≪関羽伝≫』などのムック本があったことからつけられたタイトルです。


 ただ、真・恋姫†無双はこのシリーズで取り上げられることはなく、かつ、このシリーズは他のゲームなども取り扱っています。
 真・恋姫†無双とはあまり関係ないフレーズとなってしまったわけで、それを流用したタイトルなのはどうなのだろうと思うようになりました。
 そこで、開始から一年が経った2010年1月にタイトルを玄朝秘史に変更したわけです。

 よく考えてみれば、なぜ変えたのかという話をしていなかった気がするので、この機会に書いておきます。
 

終わり

 何度かの長期のお休みを挟みつつ、最終的に2013年3月15日にエピローグを投下し、玄朝秘史は完結しました。
 うまく伝えきれなかった部分や駆け足になってしまった部分があり、自発的な打ち切りに近い形で終わらせたのだろうというような感想もありましたが、それは違います。
 私自身、きちんと考えて終わらせたものです。
 打ち切りのように見えてしまったならば、私の筆力不足で、そう感じられた方には本当に申し訳なく思っております。

 もちろん、こうして完結からもしばらく経ったいまになってみれば、あそこにもう少しエピソードがあればとか、ここはわかりにくかったかなあなどと思う部分もあるものですが。

 当サイトでの掲載バージョンでは、そのあたりに留意して、よりわかりやすくなるよう努めようと考えています。
 ある程度は新エピソードなどを盛り込むことも今後考えていくつもりです。
 いちゃいちゃするシーンが少なくなってしまったヒロインもいることですし。

恋姫†英雄譚の取り扱い

 ところで、本来は当サイトでの掲載は2013年夏から始まる予定だったのですが、個人的な事情と怠慢により、一年遅れの2014年夏からになってしまいました。

 なんと、その間に、公式では恋姫†英雄譚なんてものが始まっているではないですか!

 企画自体はPCゲームではなく、ブラウザゲームや携帯・スマートホンでのゲーム展開のようですが、これまで恋姫シリーズでは名前しか出てこなかった人や、まったく触れられなかった人物がキャラとして出てきているのは大きいですね。

 これについてどうするか考えたのですが、せっかくなのでいいとこ取りさせていただこうと思います。
 玄朝秘史で名前が出てくる孫堅さんや程普さんについては真名等を参考にしますが、男として描いている人物や出てこなかった人については気にしないという対処をします。
 どうかご了承ください。

 実際、英雄譚の新規武将については玄朝秘史内ではほとんど名前だけの存在ですからね。
 せいぜい、雪蓮、冥琳、祭の会話で孫堅さんの真名が出てくるくらいになるかと思います。

これからもよろしくお願いいたします

 さて、とりとめもなく長々と書いてしまいました。
 上に書いたように、一度は完結した玄朝秘史ですが、当サイトで誤字脱字をつぶし、より読みやすくなるよう考えて掲載を続けていきたいと思っております。
 以前に拙作を読んでくださった方も、これがはじめてだという方も、少しでも楽しんでいただければ幸いです。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

コラム・第一回:ごあいさつ」への4件のフィードバック

  1. 以前完結した時は居合わせなかったので聞けずじまいだったのですが、献帝(劉協)とは一体何の為に存在したのでしょうか?
    外史の根本に踏み込む重要キャラと思わせながら一刀と対面する事すらなく訳が分からないまま
    一方的に小物化してフェードアウト、漢王朝をキーワードにしながらあの扱いはあまりにもあんまりじゃないかと受け取りました。
    羅貫中は劉禅を殊更無能に仕立てあげて蜀漢滅亡の咎を全て擦り付けましたが、彼も恋姫達が汚れず、めでたしめでたしで終わらせる為だけに管理者が都合のいい木偶人形として創りだしたのでしょうか?

    •  個人的に、作品についての読者の方の解釈について作者がどうこう言うべきではないと考えておりますので、なんとお答えしていいのか非常に迷うのですが……。
      (なので、この後はそれでも作者の見解が知りたいという場合だけ見てください)

       実は、作者としましては、劉協の存在は、番外編である『北郷一刀の消失』に出てきた偽の稟(あるいは風)と同じくらい重要で、玄朝秘史という物語の一つの面の象徴であると思っております。
       捨て鉢なキャラクターではありますし、周囲に理解されず道化じみた役割を背負っている人物ではありますが、物語の中では非常に重要なキャラであると思っております。

       彼と一刀が直接対峙して物語が動くと言った類の役割ではなく、より象徴的な存在だと言えばご理解いただけるでしょうか。(わかりにくいですよね。ごめんなさい)

       とは申しましても、おそらくはコメントされた方以外にも終盤の展開について、肩すかしだと感じておられる方はおられると思います。
       それについては私の力不足という他ありません。
       うまく表現できていなかったようで、本当に申し訳なく思います。

       このあたりも打ち切りだろうと思わせてしまった要因なんですよね。きっと……。

      • 自分も大松さんと同意見です。第三部までは起承転結が綺麗にまとまっていたのに、第四部で方向性を失って迷走し始めた感があります。
        献帝だの道教だの起ばかり多過ぎて承も転も無いために蜀の行動が意味不明な茶番にしか映りません。
        というか益州の兵や民は自分達が勝ちたくて戦って死んだんですよね?一刀の愛人達が最初から負けるつもりの茶番をしてるだけだと解ってて戦ってた訳じゃ無いんですよね?あれだけの騒動なのになあなあで終わるというのが凄い残尿感です。
        リテイクにあたっては恋愛シーンだけでなく、第四部全体の起承転結もまとめて貰いたいです

        •  ふうむ、なるほど。
           耳が痛いご指摘ですが、それ故に真摯に受け止めさせていただきます。
           ご意見ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です